目@大井町
目のピント調節機能として『輻輳(ふくそう)』があります。
いってしまえばより目のことです。
人差し指を顔の前に置き、眉間のあたりに向けて近づけます。
その際、目の動きだけで指を追従します。
目と目が寄ってより目の状態になるかと思います。
これが出来ないとはどういうことなのか???
自分に向かって飛んでくるテニスボールをイメージしてください。
ボールにピントを合わせ続けるには、上記で行ったように目が少しより目になる動きが
必要なはずです。
この機能がうまくいかないと両眼視がうまく出来ていない可能性があります。
優位眼(利き目)にばかり頼ってしまい、片目だけを過剰に使用することで
優位眼側の過緊張を生んでしまうことになります。
緊張や痛みが中々取れない原因は目に問題があるかもしれません。
周辺視野をご存知ですか?
目を動かさないで一点を見ることを固定視と言います。
その中心から約30度程度の視野を「中心視野」
それよりも外側を「周辺視野」と言います。
中心視野は解像度が高く細かな違いを判別する事ができますが、周辺視野は解像度が低くなり、大まかな動きの判別になります。
目の働きとしてはどちらも重要です!
現代人の生活ではパソコンやスマホの使用が多く「中心視野」の使用が多くなっています。
その分「周辺視野」の能力が落ちてしまう場合が多いです。
「中心視野」に偏った目の使い方は首や目を含む身体の緊張を生みやすいです。
身体が硬い、、、前屈ができない、、、という方の根本の問題が目の使い方にある。
ということも多々あります。
反対の表現をすると「周辺視野」がしっかりあると身体はリラックスした状態を保てます。
歩いている時、車の運転をしている時、周辺視野から得る情報はとても多いです。
スポーツ中にもこの周辺視野がとても大切。
よく言われる『ボールをよくみろ!』は半分嘘で、周辺視野含めて全体を捉えることが必要だとされています。
ちなみに周辺視野は100度程度あると言われています。
正面を向いていたとしたら、自分の肩より後ろまで把握できるということになります。
この範囲が狭くなっていないかのチェック&トレーニングが動画の形になります。
是非試してみてください!