生理中に意識して食べた方がいい食べ物は? 生理中の痛みやむくみ、イライラの緩和が期待できる食べ物を今回は紹介していきます。
①鉄分を多く含む食べ物
生理中は血液を排出するため、貧血になりやすい状態です。貧血予防として鉄分を豊富に含んでいる食べ物を食べるのがおすすめです。レバーや赤身の肉、魚、大豆製品、葉物野菜(ほうれん草や小松菜)、海藻、プルーン、ごまが挙げられます。鉄分を含む食べ物を食べるときは、レモンやブロッコリーなどビタミンCを含む食材を一緒に摂ると吸収率がアップします。
②体を温めて血行促進する食べ物
生理中に起こる下腹部痛や腰痛などの痛みをどうにかしたいときは、しょうがやネギなど体を温めて血行促進ができる食べ物を食べましょう。体を冷やすのは生理中の痛み増加の原因になります。生理中はできるだけ温かい食べ物を食べるのがいいですよ。
③イソフラボンを摂れる大豆製品
ホルモンバランスを整えて、生理中のイライラや憂鬱な気持ちになる症状を和らげる大豆製品を食べるのもありです。納豆や豆腐、豆乳などの大豆製品に含まれているイソフラボンは、体内で女性ホルモン『エストロゲン』に似た働きをすることから、積極的に摂るといいと言われています。しかし女性ホルモンに似た働きをするかどうかは人によって異なるので、効果を感じられない場合もあります。一度試してみて、様子を見てみるのがおすすめです
④ビタミンB群
生理前や生理中は女性ホルモンの変化により、肌荒れを起こしやすくなります。生理中のニキビや炎症、化粧ノリが気になる人は、肌荒れ予防ができるビタミンB群を摂るのがおすすめです! 食べ物の例として、レバーやうなぎ、カツオ、マグロ、卵が挙げられます
⑤カリウムを含む食べ物
生理中に体がむくみやすい人は、体内にある余計な塩分を体の外に出す効果のあるカリウムを摂るのがおすすめです。生理前〜生理中は黄体ホルモンのプロゲステロンが増えることで、体は水分を溜め込みやすくなります。きゅうりやトマト、バナナ、りんご、大豆製品などのカリウムを含む食べ物を食べることで、むくみ緩和に繋がります。ただしカリウムは冷えを助長してしまうので、摂りすぎないように注意してください。