良質なタンパク質とは?@目黒

様々な栄養素がある中で筋肉との関係が特に深いタンパク質。

日頃食事からタンパク質を摂る際はできるだけ良質なものを取れると良いです。

◎良質と呼ばれる基準

お魚やお肉、大豆製品、乳製品などタンパク質は色々な食材に含まれています。

ですがタンパク質を見る際に含有量や美味しさだけで選ぶだけでは不十分になります。

そこでその食材が良質なタンパク質かどうかを見分ける基準として「アミノ酸スコア」というものがあります。

普段からプロテインを飲む方なら見たこと・聞いた事はあると思います。袋にアミノ酸スコア100!と記載している商品も多いです。

◎アミノ酸スコアとは?

アミノ酸スコアとは体内で十分に合成ができない必須アミノ酸(9種類)の含有率を算出し点数化したものになります。

よく見るアミノ酸スコア100というのは9種類の必須アミノ酸がバランス良く含まれており良質なタンパク質といえます。

WHO(世界保健機関)

FAO(国際連合食糧農業機関)

UNU(国際大学)

上記の様々な機関が算出したアミノ酸スコアでは魚類・肉類・牛乳・卵・大豆などはスコア100とされています。

白米や小麦のスコアは低いです。

しかし、イカ・カニ・貝類・エビなどの魚介類。いわゆるシーフード系はスコアが70~80となっており少し低めとなっています。

ここでは魚は含みません。

また昔は大豆のスコアは最初86でしたが1985年に基準値が見直されたことによりスコア100に改訂されました。

これにより動物性だけではなく植物性も良質なタンパク質であることが認められました。

PDCAASとは?

なにか難しそうな英語がでてきましたがこれはWHOも推奨しているタンパク質消化吸収率補正アミノ酸スコアと呼ばれるものの英略です。

アメリカなどではこの新しい評価基準がタンパク質を評価する上で定着しているようです。

PDCAASでは評価基準内に消化と吸収率を加え食べたタンパク質がどれぐらい吸収されてどれぐらい体内で利用されるか。というところまで評価をしています。

サプリメントであるプロテインの原料は大豆タンパクや乳タンパクである為評価は満点です!

食材面からみると牛肉と卵と並んで大豆は高いスコアになっています。

基本的にはシーフード系以外の物を食べると良いでしょう!

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