【更年期×トレーニング】ホルモンバランスの乱れを整える運動とは?
更新日:2025年11月5日
更年期の不調とホルモンバランスの関係とは?
40代後半から50代前半にかけて訪れる更年期。この時期、多くの女性が体調の変化や不定愁訴(はっきりとした原因のない体調不良)に悩まされます。
その主な原因は、エストロゲン(女性ホルモン)の急激な減少。エストロゲンは、代謝・自律神経・骨密度・精神面など、女性の健康を多角的に支えているホルモンです。
- 寝ても疲れが取れない
- 突然の発汗やのぼせ
- イライラや不安感
- 体重増加、特にお腹まわり
これらの症状は、ホルモンバランスの乱れに起因する可能性が高いのです。
なぜトレーニングが更年期に効果的なのか?
ホルモンの分泌を直接コントロールすることは難しいですが、筋肉を動かすこと=自律神経の安定や代謝の促進につながるため、運動は更年期の不調改善に非常に有効です。
主なメリット
- 自律神経のバランスが整う
有酸素運動やストレッチでリラックス効果が高まり、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズに。 - 筋力低下・代謝低下を防ぐ
筋トレにより基礎代謝を維持・向上させ、体脂肪の蓄積を防止。 - 骨粗しょう症の予防
エストロゲン低下で弱くなりやすい骨を、荷重運動(体重をかける運動)で強化。
更年期女性におすすめの運動メニュー
更年期の体調変化に対応するには、激しい運動よりも、無理なく継続できる質の高いトレーニングが大切です。
1. 有酸素運動(ウォーキングや軽いジョグ)
週3~4回・30分程度のウォーキングは、気分のリフレッシュにもつながり自律神経を整えます。
2. ストレッチ・呼吸トレーニング
横隔膜を使った深い呼吸や、胸・股関節まわりのストレッチで緊張を緩めましょう。
寝る前や起床時のルーティンにすると、睡眠の質も改善されやすくなります。
3. 低〜中強度の筋トレ
スクワットやヒップリフトなど、大筋群を中心にしたトレーニングがおすすめ。週2回ほどが理想的で、継続により筋肉量・体力が維持されます。
注意点:更年期の運動で気をつけるべきこと
- 体調の変化が大きいため無理は禁物。疲労感が強い日は休む勇気を。
- 汗をかくことに抵抗がある方もいるため、快適なウェア・環境を整える。
- 長期間結果が見えにくいこともあるが、「不調の予防」が目的であることを意識する。
Groundworksでのサポート内容
当ジムでは、更年期の女性向けに以下のようなオーダーメイドサポートを実施しています。
- カウンセリング+ホルモン変化の理解
初回でライフステージに応じた体調や目標をヒアリング - 運動メニューの個別設計
疲労度やライフスタイルに合わせて週1〜2回の計画を立案 - 食事・栄養アドバイス
ビタミンD、カルシウム、タンパク質などホルモンと関わる栄養素の指導も
トレーニングはもちろん、更年期の「心と体の整え方」までサポートしています。
まとめ:更年期は“第二のスタート”
更年期は「終わり」ではなく、体と心の新しいバランスを築く大切な時期です。
正しいトレーニングを習慣化することで、ホルモンに振り回されず、安定した自分を取り戻すことができます。
無理なく、楽しみながら、そして確実に――Groundworksはその“伴走者”としてサポートしていきます。



