有酸素運動は、ダイエットにおいて効果的な運動といわれます。
そもそも有酸素運動とはどのような運動なのか?
有酸素運動とは、酸素を使って脂肪を燃焼させる運動のことです。ジョギング・ウォーキング・水泳・サイクリングなど、軽~中程度の負荷をかけて継続的に行う運動です。
一方、無酸素運動とは、酸素を使わずに、筋肉にため込まれた糖をエネルギー源として行う、短時間に強い負荷がかかる筋トレや短距離走などの運動です。無酸素運動は、脂肪燃焼効果は高くないですが、筋肉量を増やしたり基礎代謝を向上させたりする効果が期待できます。
有酸素運動にはさまざまな種類があり、強度や続けやすさも異なります。自分に合う有酸素運動を見つけて長期間継続するようにしましょう。
ウォーキング
どなたでも取り組みやすいのがウォーキングです。しかし、ただのんびり歩くだけではダイエット効果は得られません。背筋を伸ばし、歩幅を普段より広めにして少し速めに歩くことを意識してください。
ダイエット効果を高めるためには、30~60分ほど歩くのが理想です。時間がとれない場合は、以下のようなちょっとした工夫を生活に取り入れ、積極的に歩く機会を増やすようにしましょう。
サイクリング
サイクリングも、ダイエット効果が期待できる有酸素運動の一つです。
サイクリングを有酸素運動として利用する場合は、ギアを軽くして回転数を増やし、運動量を増加させます。上り坂などの負荷の高いルートを選ぶのもおすすめです。30分程度自転車をこげば十分なので、無理のない範囲で行うようにしてください。
水泳・水中ウォーキング
膝や腰への負担が気になる場合は、水泳や水中ウォーキングがおすすめです。水中では水圧で血流が促されるため、代謝アップにも効果が期待できます。
水泳は、休憩をはさんで30分以上続けましょう。運動効果を高めるには、クロールや平泳ぎなど、自分が長く続けられる泳ぎ方をあらかじめ見つけておくのがいいですね。
泳ぐのが得意でない場合は、水中ウォーキングだけでも効果的です。
ダイエットを成功させるためには、無理をしないことや休むことも大切です。長時間の運動を毎日行おうと無理をすると続かず、モチベーションが維持できなくなってしまいます。有酸素運動は2~3日に1回を目安として、無理のない範囲で運動強度や運動時間をコントロールしましょう!