加齢による姿勢の変化@目黒
今回は女性の体についてお話していこうと思います。
パーソナルジムは最近は男性も増えてきたもののやはり女性のお客様が多くの割合をしめています。
ここで大事になってくるのが男性と女性の体の違いの理解ですね。
皆さん当たり前ですが思春期という言葉を聞いたことがありますよね。そのように○○期というものがあります。
小児期ではいわゆる生まれてすぐですね。
ここでは勿論まだエストロゲンは低値になっています。この際性腺刺激ホルモン放出ホルモンにより分泌が抑制されます。
ここでは児童期は割愛させていただき、思春期に参ります。皆さんも勿論思春期を通ってきているのでこの時期の多感な時期に苦労をした方も多いと思います。
思春期はご存知のとおり第二次性徴の出現により身体が大人へと近づきます。。また、ホルモンではエストロゲンの分泌が多くなり月経が始まったりより女性らしさを出せるようになります。
いや、何の話ですか?保健の授業ですか?と思われた方もいるかもしれません。主にダイエットなどに関係してくるのはここからです。
この次に性成熟期がやってきます。最下値の数は、最も必要な人が、最も多いのです。ほとんどの方がここで妊娠・出産を経験されると思います。
ここから更年期に近づくにつれて腰椎(腰部)の前弯がなくなり、胸椎(胸の後ろ部分の背骨)の後弯の増強がおきます。
そして更年期です。更年期障害なんて言葉を聞いたこともあるでしょう。
最後が老年期です。ここで姿勢の変化が加速し後傾のさらなる増強。そしてその影響により膝が常時曲がってしまい変形性膝関節症などの膝の障害リスクがあがったり臓器の下垂(内臓が下に落ちる)がおきます。
また、前庭機能が衰えることにより60代中盤頃から転倒のリスクが高まることが分かっています。
ここからわかる通り筋肉をつけたり、運動習慣があったりと体のコンディションを整えることはかなり重要だといえます。ただ単に加齢に伴うのではなく適切な方法で「予防」していくことが大事になります!