糖質制限@大井町
高カロリーの食事やお菓子はもちろんダイエットの敵ではあります
人間には基礎代謝というものがあります、基礎代謝とは1日ただジッと寝ているだけでも消費していくエネルギーの量です。
つまりどんな事があっても1日のうち基礎代謝分のカロリーは摂取しなくてはいけません。
通常はこの「基礎代謝」に、生活や仕事、運動などで動いて消費する「生活活動代謝」と、食事をした時の消化、吸収などで消費する「食事誘導性体熱生産」を足したものが1日に消費する総カロリーになります。
ダイエットは、この1日に消費した総カロリーより食事などで摂取するカロリーが超えないようにしなくてはいけません。ダイエットは基本的に「消費カロリー」>「摂取カロリー」でなくては成立しません。
しかし、むやみにエネルギーとなる糖質などの栄養素をカットしてしまうと、身体はカロリー不足になり車でいうガス欠状態になってしまいます。
この状態で運動などすれば身体は動くためにカロリーを必要としているのに、必要量の糖質(カロリー)が入ってこないため、本来ならエネルギーとしては最終手段として使う筋肉を分解しエネルギーを作り出します。
つまり、極端な糖質制限は筋肉を減らしてしまう事になるのです。
さらに、怖いのはそれだけではありません。身体の中で一番カロリーを消費してくれるのは筋肉です。
その筋肉が分解され減ってしまうという事は基礎代謝が落ちてしまうという事です。
結果、何もしなくてもエネルギーを消費してくれるはずの基礎代謝が落ちてくるのですから、当然1日に消費するエネルギーが減るわけです。
これが、ダイエットをしているのに逆に太りやすい体質につながるということになるのです。
過度な糖質制限は身体を壊します
必ず実施する際はトレーナーに尋ねるなどをしてから実施しましょう。