エネルギー収支と体重@目黒

運動・スポーツ・トレーニングなどでダイエットをしたり筋肉をつけて体を大きくしたりするには自分がどれぐらいカロリーを取っているかの把握をするのがとても大切になります。

勿論同じグラムだったとしても条件が変わるものもありますがとりあえず大まかなカロリーを計算する必要があります。

まず大前提として人間の体重は1日の消費するカロリーより摂取するカロリーの方が多ければ体重は増えます。逆に少なければ減ります。

基本的にはこのカロリー収支によって体重の増減は決まるとされています。

例えば筋肉をつけていきたいとなった時理論的にはカロリーが不足している状態で筋肉をつけていくのは難しいです。

※初心者だと増えます。

カロリー不足が続くと糖質や脂質だけではエネルギーをまかなえなくなるのでタンパク質もエネルギー源として使われる形となりますここで筋肉が分解されていくので難しくなってしまうということですね。

このお話は勿論ボディビルダーでも一般の方でも変わらず筋肉をつける為にはある程度のカロリーを摂取する必要があります。

ここからは消費エネルギーの内訳についてお話します。

消費エネルギーは主に

・基礎代謝

・活動代謝

・食事誘発性熱産生

の3種類が存在します。

基礎代謝は何もしていなくても生命活動の為に消費するカロリーのことで1日ずっと寝たきりだとしても消費されます。筋肉が増えると増加するといわれるものですね。

活動代謝は日々の生活で体を動かすと発生するカロリーです。運動やトレーニングをすることによって増やせます。

食事誘発性熱産生はDITとも呼ばれ食物を消化・吸収する際に発生するカロリーです。食事中や食後に体が熱くなりますよね。

割合としては基礎代謝が約60%、活動代謝が約30%、食事誘発性熱産生が約10%といわれています。

これをご覧頂くと分かるとおり基礎代謝をあげることが太らない体づくり、痩せやすい体づくりには必須になります。勿論筋肉量が多いと増加しますが基礎代謝の割合を大きく担っているのは実は肝臓です。なので肝臓の状態を良くしておく必要があります。肝臓は体中の不要物を代謝してくれるかなり忙しい臓器なのでアルコールを飲まれる方などは休肝日などケアを心がけましょう。

食事誘発性熱産生ではタンパク質を摂取した時が1番カロリーが発生します。タンパク質は摂取量を増やすと消費するカロリーが増えるというお得な栄養素です。1日や2日だけ頑張るのではなくコンスタントに取れるようにしていきましょう。

今回はエネルギーのお話でした。

皆さんも1度自分の摂取カロリーを計算してみてください!新しいことが見えてきますよ。

 
 
 
 
ブログ

前の記事

めまいについて@目黒
ブログ

次の記事

脂肪の体積@大井町