関節@目黒

関節可動域(関節が動く範囲)について少し触れていきたいと思います。
まず関節可動域は、柔軟性や関節構造の状態などによって決まります。
一般的に関節可動域が大きい=競技パフォーマンスや健康面には良い
とされることが多いかと思いますが
過度な関節可動域が有る場合は、ケガを誘発する可能性があります。
(本来、体が効率良く機能するために適度な範囲内(多少の遊び)で動くよう設計されています)
 
問題の一つとして考えられるのが関節構造のゆるさ
いわゆる関節がゆるいことです。このことを関節不安定性といいます。
※ほぼ、同じ意味として関節弛緩性とも言います。
 
関節がゆるい(関節不安定性)の原因
 
●生まれつき(先天性)
元々、関節の結合(骨と骨のはまり)が甘く(弱い)ゆるい。
 
男性と女性を比べた場合、女性の方が関節の不安定性は多く
ホルモン、骨の配列(アライメント)などの影響があるとされています。
 
月経周期においては、関節の不安定性が高まり
実際、その関連性からケガ発生率は上昇すると報告がされています。
 
普通に考えれば出産時に、骨盤や恥骨の結合部分などの過度なゆるみが
なければ胎児を産めないわけであって
ホルモンの変動に伴って関節不安定性に繋がるのは不思議ではないですよね。
 
●(過去の)ケガなどによるもの(後天性)
骨と骨の結合部分には、骨と骨を繋ぐために
靭帯という強靭なバンド状の結合組織が付着していて
その靭帯によって、関節は支持され安定性を保っています。
 
捻挫などのケガが起こると、関節を支持、安定するための役割を持つ
靭帯などの結合組織(関節包など)がダメージを受け損傷してしまい
結果、関節の結合組織である靭帯などが弛緩、ゆるくなってしまいます。
不適切かつ過度なストレッチを行うことも同様と言え
また、筋力の低下(筋の過伸張により)などにも繋がります。
 
その影響により、関節の動きが不安定になり
関節の動き(動作)が制御できなくなってしまいます。
 
捻挫などのケガをした際も
その後の動作などに大きな影響(パフォーマンスの低下)が
出ることが考えられるので、迅速かつ適切な応急処置が必須となります。
また、その後のリハビリや休養も重要です。
たかだか足首の捻挫と軽く見てはいけません。
一度、関節がゆるんだ状態になってしまうと
捻挫グセがついていしまいます。再発に繋がります。
 
 
 
 

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