【呼吸で体は変わる?】横隔膜とダイエットの知られざる関係

 

更新日:2025年10月

はじめに:呼吸とダイエットの関係、意識したことありますか?

ダイエットといえば食事制限や運動が注目されがちですが、「呼吸」の質がダイエット効果に大きく影響することをご存知でしょうか?
特に重要なのが、横隔膜という筋肉の使い方。この記事では、横隔膜が体幹・姿勢・代謝にどのように関係しているのかを深掘りし、ダイエット成功の鍵となる「正しい呼吸法」とそのトレーニング方法をご紹介します。

横隔膜とは?知られざる“呼吸の主役”

横隔膜は、肺の下にあるドーム型の筋肉で、呼吸をする際に上下に動くことで空気を取り込みます。
しかしこの横隔膜、実は「呼吸」だけでなく、姿勢維持・内臓サポート・体幹の安定にも深く関わっているのです。

  • 姿勢が崩れている人は横隔膜の動きが制限されやすい
  • 横隔膜が硬くなると、浅い胸式呼吸に偏りがち
  • 呼吸が浅いと交感神経が優位になり、ストレス太りの原因にも

呼吸が変わると何が起こる?

呼吸の質が変わると、驚くほど多くのメリットがあります。

  1. 代謝アップ:酸素が体の隅々まで届くことで、脂肪燃焼が効率化
  2. 姿勢改善:体幹が安定し、猫背・反り腰などの姿勢不良が改善
  3. 自律神経が整う:副交感神経が優位になり、睡眠の質も向上
  4. ストレス軽減:深い呼吸はリラックス効果があり、食欲コントロールにも

こんな人は要注意!横隔膜がうまく使えていないサイン

  • 呼吸が浅くて、肩で息をしている
  • 口呼吸がクセになっている
  • 姿勢が悪く、背中が丸まっている
  • 寝ても疲れが取れない

これらに当てはまる方は、横隔膜の可動域が狭くなっている可能性が高いです。

【実践】横隔膜を鍛える簡単トレーニング

ドローイン呼吸(腹式呼吸)

寝転がった状態でお腹に手を置き、鼻からゆっくり息を吸ってお腹を膨らませます。
その後、口から細く長く息を吐き、お腹をへこませていきましょう。
1日3セット、毎日の習慣にすると横隔膜がしなやかに働くようになります。

ブレストウォーキング

ウォーキング中に呼吸のリズムを意識し、4歩で吸って、4歩で吐くというリズムを意識すると、全身の筋肉と横隔膜を連動させる効果が期待できます。

パーソナルトレーニングで呼吸×体幹を鍛える

Groundworksでは、呼吸を起点とした体幹トレーニングを導入しています。
特に産後の方や姿勢に不安がある方には、横隔膜の機能回復からアプローチし、代謝を高めるプログラムを個別にご提案しています。

  • 呼吸法×骨盤調整のメニュー
  • 姿勢・体幹の再教育
  • 運動が苦手な方でも安心のマンツーマン指導

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まとめ:呼吸を整えることが“体を変える”第一歩

食事や運動の前に、まずは呼吸に意識を向けてみましょう。
横隔膜をしっかり使うことで、体幹が安定し、代謝もアップ。
「痩せやすく、疲れにくい体」は、呼吸からつくられます。

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公益社団法人 日本理学療法士協会(外部リンク)

横隔膜と呼吸による姿勢改善
画像:横隔膜と姿勢・体幹の関係図