ダイエットの停滞期、頑張りすぎが原因かも? ストレス・睡眠・回復から見直す抜け出し方
ダイエットの停滞期、頑張りすぎが原因かも?
ストレス・睡眠・回復から見直す抜け出し方
「食事にも気をつけて、運動も続けているのに、体重が落ちなくなった」。そんなとき、さらに頑張ろうとする前に知っておいてほしいことがあります。停滞期が長引く背景には、努力不足ではなく、回復が追いついていないことが隠れている場合があるからです。
停滞期は、誰にでも起こるもの
順調に減っていた体重が、ある時期からピタッと止まる。ダイエット中の多くの方が経験する「停滞期」です。体重が減れば、それに合わせて体が使うエネルギーも少しずつ減っていきますし、体内の水分量によっても体重は日々上下します。停滞期そのものは、決して失敗ではありません。
ただ、食事も運動も頑張っているのに長く抜け出せないときは、もう一つの理由を疑ってみる価値があります。それが「回復が追いついていない」状態です。
体には「優先順位」がある
体は常に合理的に働いていて、エネルギーをどこに使うかには順番があります。大まかに言うと、次のような優先順位です。
優先度 高
① 生命の維持 → ② 疲労やダメージからの回復
呼吸や循環といった生命維持、そして日々の疲れや傷んだ組織の修復が、まず最優先されます。
優先度 低
③ 筋力や体力の向上 → ④ 体型の変化
筋肉をつけたり体脂肪を減らしたりといった変化は、①②が足りている状態になって初めて進みやすくなります。
疲れやストレスが強い状態が続くと、体は「今は守るとき」と判断し、体型を変えることは後回しにされがちです。頑張っている人ほど結果が出ずに悩んでしまうのは、このためです。
ストレスと睡眠不足が、痩せにくさにつながる理由
私たちの体には、緊張や活動のときに働く交感神経と、休息やリラックスのときに働く副交感神経があり、この自律神経のバランスが代謝や睡眠、食欲などに関わっています。
仕事や家事、育児で気の休まらない日が続いたり、食事を減らしすぎたりすると、体は緊張モードが続きやすくなります。すると寝つきが悪くなる、眠りが浅くなる、甘いものが欲しくなるといった形で、ダイエットの土台そのものが揺らいでしまいます。
回復が追いついていないサイン
次のような状態が続いていたら、「もっと頑張る」より先に「整える」ことを優先したほうがいいかもしれません。
- 寝ても疲れが取れない、朝起きるのがつらい
- 寝つきが悪い、夜中に目が覚める
- 甘いものやカフェインが無性に欲しくなる
- 肩や首のこり、だるさが慢性的にある
- 食欲の波が大きく、ドカ食いしてしまう日がある
なお、強い疲労感や体調不良が長く続く場合は、ダイエットのせいと決めつけず、一度医療機関に相談してください。
停滞期を抜けるための3つの見直し
POINT 1
食事を減らしすぎない
体重が止まると、さらに食事を減らしたくなるものです。ですが、エネルギーや栄養が足りない状態が続くと、体はますます「守り」に入ってしまいます。特にたんぱく質は、筋肉を守るためにも毎食意識して摂りたい栄養素です。
POINT 2
睡眠と休養日を「予定」として確保する
寝る前のスマホを控える、朝に日の光を浴びる、週に1日はしっかり休む日をつくる。休むこともダイエットの一部と考えて、スケジュールに組み込んでしまうのがおすすめです。
POINT 3
追い込むより、整えるトレーニングに切り替える
疲れが溜まっている時期は、毎回限界まで追い込むより、中くらいの強度で丁寧に動く、呼吸を意識したストレッチを取り入れるといった「整える」内容のほうが、結果的に体は前に進みやすくなります。
体重以外の変化にも目を向ける
停滞期でも、睡眠の質や疲れにくさ、体のラインなど、体重計には表れない変化が起きていることはよくあります。数字が動かない時期こそ、こうした変化に目を向けると気持ちが楽になります。詳しくは体重が落ちる前に起きている変化の記事もあわせてご覧ください。産後の方は、育児ストレスと向き合いながら続ける方法も参考になると思います。
パーソナルトレーニングでできること
停滞期に一人で頑張り続けていると、「まだ足りない」と自分を追い込んでしまいがちです。Groundworksでは、その日の疲れ具合や睡眠の状態も確認しながら、追い込む日と整える日のバランスを調整しています。LINEでの食事サポートでは、減らしすぎていないかも含めて一緒に確認していきます。
まとめ:痩せたいなら、まず整える
頑張っているのに体重が落ちないとき、体が必要としているのは「もっと頑張ること」ではなく、休息と回復かもしれません。食事を減らしすぎない、睡眠と休養を確保する、整えるトレーニングを取り入れる。体の優先順位に沿って土台を整えることが、停滞期を抜ける近道です。

