水分不足”がダイエット停滞の原因!? 代謝と体脂肪の意外な関係
更新日:2025年11月20日
はじめに:水を“ただの水”だと思っていませんか?
「糖質を抑えているのに体重が減らない」
「トレーニングを頑張っているのに体脂肪率が落ちない」
実はその原因、“水分不足”にあるかもしれません。
身体の約60%を占める水は、代謝・血流・体温調節・脂肪燃焼など、ダイエットのあらゆるプロセスで重要な役割を果たしています。
しかし、多くの方が「知らないうちに慢性的な脱水状態」になっているのが現状です。
なぜ水分不足でダイエットが止まるのか?
水分不足が続くと、体は“省エネモード”に入り、次のようなダイエット停滞が起こります。
① 基礎代謝が下がる
水は体内の化学反応を助ける“代謝の潤滑油”。
水分が不足すると酵素が働きにくくなり、基礎代謝が低下します。
代謝が1〜5%下がるだけで、1日の消費カロリーは30〜70kcalも低下。
② 脂肪が燃えにくくなる
体脂肪を燃やす「リパーゼ」という酵素は、水が十分にあることで活性化します。
水が足りないと脂肪燃焼が進まないため、体重や体脂肪が停滞しがち。
③ むくみやすくなる
水分不足は逆に「むくみ」を引き起こします。
体が「水が足りない!」と判断すると、水分を溜め込もうとするため、肌のハリ・脚のだるさ・体重増加に繋がります。
④ 筋トレのパフォーマンスが下がる
筋肉の約75%は水。
水が不足すると、筋力・持久力が落ち、トレーニングの効果が半減します。
パーソナルトレーニングを受けていても、成果が出にくくなる原因です。
1日に必要な水分量はどれくらい?
一般的には「体重×30〜40ml」が推奨されています。
例えば、体重60kgの方なら…
1.8〜2.4L/日
さらに、運動をする日・授乳中の方・汗をかきやすい人は、+500ml〜1Lが必要です。
美容と健康に効く“正しい水の飲み方”
水分は“飲む量”だけでなく、“飲むタイミング”が肝心。
ダイエット効果が高い飲み方を解説します。
① 朝起きてすぐコップ1杯
寝ている間に失った水分を補い、内臓を起こし代謝が上がります。
② 食事前にコップ1杯
血糖値の急上昇を抑え、食べ過ぎ防止にも効果的。
③ トレーニング前後に補給
- 運動前:200〜300ml
- 運動中:20分ごとに100〜150ml
- 運動後:失った水分をしっかり補給
④ 就寝2時間前までに水分を確保
むくみを防ぎ、眠りの質も向上します。
水だけじゃない!代謝をサポートする飲み物
- 白湯:内臓を温めて代謝UP
- 炭酸水:満腹感UP、便秘解消にも◎
- ハーブティー:自律神経を整える作用
- 無糖のスポーツドリンク:汗を多くかく人に必要な電解質を補給
逆に、砂糖入り飲料・エナジードリンクは血糖値スパイクの原因になるため要注意。
当ジムのアプローチ:水分×代謝×トレーニングを最適化
Groundworksでは、トレーニング指導の中で次のようなサポートを行っています:
- 日常の水分摂取量のチェック
- 代謝に合わせた飲み方の提案
- 姿勢改善・歩行改善による血流UP
- 筋力・体力に合わせたパーソナルトレーニング
「食事・水分・運動」をセットで整えることで、短期間で痩せやすい体質へ導きます。
まとめ:水分を制する者はダイエットを制する
水分不足は、代謝低下・脂肪燃焼の停滞・むくみ・筋力低下など、さまざまな不調を招く“隠れた敵”。
しかし裏を返せば、水分を意識するだけでダイエットは驚くほど変わります。
今日からできる最も簡単で効果的なダイエット習慣。
あなたもまずは「コップ1杯」から始めてみませんか?



